平井卓也デジタル改革担当相は6月4日の記者会見で、9月のデジタル庁発足に向けて、統括官級などの幹部クラスの民間人材を10人公募すると発表した。募集期間は6月24日まで。
内訳は非常勤職員8人と常勤職員2人。非常勤職員で募集する人材は、デザインやセキュリティ、プロダクトなど各分野の最高責任者として、デジタル庁の担当閣僚や事務次官に相当する特別職の「デジタル監」を補佐する役割を担う。常勤職員では、国民や省庁向けサービスの共通基盤のシステムを所管するグループ長などを募集する。
デジタル庁では過去2回、民間人材を募集しており、今回が3度目の公募となる。6月25日以降に選考を実施し、採用者は9月1日から業務を開始する予定。
平井大臣は「デジタル庁の理念や価値観に共感し、デジタル庁の新しい組織文化やデジタル改革推進に向けた機運を一緒に形作る思い、覚悟がある人材を募集している。積極的な応募を期待している」と話した。
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