三菱UFJ銀行は6月8日、首都圏の店舗を中心に同行のATM181台で一時取引できない障害が発生したと発表した。障害発生時に取引をしていた、一部の利用者のキャッシュカードや通帳が取り込まれ、出てこなくなったという。障害は既に復旧しており、同行は利用者に順次返却を進めている。
障害は8日の午前9時55分から10時5分までの10分間発生。障害が発生した店舗は東京都内に集中し、現時点で、カードなどの取り込みが起きた件数は91件に及ぶという。カードが取り込まれてしまった利用者には「店舗の担当者が返却対応をした」としている。
三菱UFJ銀は障害の原因について「調査中のため詳細は不明」とした上で「ネットワークのソフトで不具合が発生した可能性がある」との見解を示している。機器の故障については否定した。
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