米Microsoftは6月10日(現地時間)、テレビやディスプレイに接続してクラウドゲームをプレイできるようにする専用端末を開発中だと発表した。リリース時期はまだ不明だ。また、既に米国などで提供している「Xbox Game Pass Ultimate」のクラウドゲームサービスを、年内に日本でも提供を開始することも発表した。
同社は13日に傘下のBethesdaとオンラインのゲーム関連イベントを開催する予定で、そこで計画の詳細がもう少し明らかになる可能性がある。
Microsoftは2018年に「Project xCloud」として発表したクラウドゲームサービスをPCだけでなく、Android、iPhoneでできるようにしている。
今回の発表では、「世界のテレビメーカーと協力し、テレビにゲームコントローラを接続するだけでスマートテレビでクラウドゲームをプレイできるようにする」計画や、WebブラウザのEdge、Chrome、Safariでクラウドゲームをプレイできるようにする計画も明らかにした。
サティア・ナデラCEOはXbox責任者のフィル・スペンサー氏との対談動画で、「クラウドは世界中の人々がゲームをプレイするための障壁を完全に取り除ける。もちろんゲームコンソールやPCの存在意義はあるが、クラウドを通じてネットに接続するすべての人々に強力なゲーム体験を提供できるようになる」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR