ITmedia NEWS >

パナソニック「GH5 II」でライブ配信やってみた 静止画も安定の新フラグシップ機荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)

» 2021年07月03日 07時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 さらに、パナソニックならではの6K連写も使える。こういう狙いづらい瞬間を捕まえるのにいい。6Kで短い動画を撮り、そこから1コマを抜き出して静止画として使うお馴染みの機能だ。4992×3744ピクセルあるので十分使えるサイズとなる。

ミツバチが花から花へ飛び移る瞬間を抜き出してみた(12-60mm 60mm 1/500秒 F5.6 ISO1600)

 ISO感度はISO200からISO25600まで。マイクロフォーサーズ機としては標準的なところ。高感度時のノイズリダクションは強めにかかるようで色味の変化は少なくノイズも目立たないが、少しずつディテールが失われていく感じだ。

超高感度時の処理はディテールより色を優先する感じ。なので被写体によってはISO12800くらいまでなら使えそう。

画質はLUMIXならではの安定感があって素晴らしい

 ではいろいろと作例を。

 いつものガスタンクはキットレンズにもなっている12-60mm F3.5-5.6で。パナソニックならではの安定感がいい。

いつものガスタンク。時節柄快晴とはいかないがグラデーションも滑らかで空の色もナチュラルに出ている(12-60mm 12mm 1/2000秒 F5.6 ISO200)

 風景をもう1つ。こちらは超広角ズームの8-18mm F2.8-4.0で。

iAUTOで撮影した超広角の空。ランドスケープとして認識され、コントラストが高めのくっきりした絵になった(8-18mm 8mm 1/1000秒 F9 ISO200)

 人物は瞳認識で。瞳部分を十字で示すのがパナソニック流だ。

EVF内の画像。EVFはハイエンド機だけあって0.5型で倍率は約1.52倍と非常に大きい
こういう妙な構図でもちゃんと瞳にあってくれる。これは絞り優先AEで撮影(12-60mm 1/1600秒 F3.6)

 iAUTOで撮ると自動的にポートレートモードとなり、顔が適正な明るさになるよう露出や階調が調整される。

 次は動物認識AFで撮影したうちの猫。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.