ロシアのセキュリティ企業Doctor Webは7月1日(現地時間)、米Googleの公式Androidアプリストア「Google Playストア」で公開されている9本のアプリがマルウェアだと指摘し、Googleは3日までにこれらのアプリをストアから削除した。
Doctor Webは、これらのアプリがFacebookユーザーのパスワードを盗むトロイの木馬になっており、合わせて585万回以上インストールされたとしている。
指摘されたアプリは以下の9本。日本で公開されていたものもある。
Doctor Webによると、これらのアプリはFacebookアカウントでログインするとアプリ内広告を無効にするオプションがあり、これを選択してログインすると、その情報が攻撃者のサーバに転送されるようになっていたという。
Googleは米Ars Technicaに対し、これらのアプリの開発者をすべてアプリストアから排除したと語った。
Ars Technicaは、9本のアプリのいずれかをダウンロードしたユーザーに対し、Android向けのセキュリティアプリで確認することを勧めている。
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