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» 2021年07月14日 18時52分 公開

ヒートパイプ技術搭載の炊飯器、アイリスオーヤマが発売 「米を踊らせず、粒だちがいい」

アイリスオーヤマは14日、PCやLED照明などの冷却に使われる「ヒートパイプ」を応用し、粒だちの良いご飯が炊けるという「瞬熱真空釜炊飯器」を発表した。

[ITmedia]

 アイリスオーヤマは7月14日、PCやLED照明など電気機器の冷却に使われる熱伝導技術「ヒートパイプ」を応用し、粒だちの良いご飯が炊けるという「瞬熱真空釜炊飯器」を発表した。5.5合炊きで参考価格は6万980円(税込)。

「瞬熱真空釜炊飯器」
ヒートパイプを応用した釜で熱が全体へすぐに行き渡る

 釜の内側と外側の間に4mmの真空の空間を設けて作動液(熱を伝える液体)を封入。一部が過熱されると作動液が蒸気となり、瞬時に移動して熱を伝える仕組み。熱伝導速度は従来の釜と比べて約100倍に向上したという。

 目的は釜の上部と下部の温度差を最小限とし、温度差で生じる水の対流を抑えること。対流がなければお米が「踊らない」ため、米同士の摩擦で傷がつきにくく、粒だちの良いつやのあるご飯が炊けるとしている。

 アイリスオーヤマは「目指したのは日本伝統のかまどで炊いた粒だちのいいご飯。試験用のかまどで3色に染色したお米を炊きあげた結果、きれいな3層に分かれた。実は踊っていないことが分かった」としている。

アイリスオーヤマの検証結果。かまどで炊いたご飯は「実は踊っていなかった」という
熱伝導速度をサーモグラフィで計測した画像。上部まで素早く熱くなっている

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