住宅設備大手のLIXILは7月15日、玄関ドア用の電動オープナーシステム「DOAC」(ドアック)が、iPhoneやApple Watchからの音声操作に対応すると発表した。「Siri」を呼び出し、「ドアック開けて」と話しかけると玄関ドアが開く。
9月に発売する専用オプション「Bluetoothレシーバー」(税別1万7000円)でスマートデバイス連携に対応する。LIXILは「『開け、ゴマ』と魔法の呪文を唱えるようにハンズフリーでドアの開閉や施錠/解錠を操作できる。リモコンを持ち歩く必要がなくなる」としている。
Android端末では専用アプリのタップ操作でドアを開閉できる(iOSも可)。
DOACは、2020年9月に発売した玄関ドア向け電動ドアオープナー。DCモーターを搭載したオープナーと電気錠、コントローラーのセットで20万8000円から(税別、工事費別途)。
65kg以下の住宅用玄関ドアに設置できる。ドアはLIXIL製に限らないが、マンションや集合住宅の防火ドアには取り付けられない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR