7月17日は「世界絵文字デー」なので、今日の「Googleさん」はGoogleの絵文字の話です。ちなみになぜ7月17日が世界絵文字デーなのかというと、iOSのカレンダーの絵文字がiOS 6の時代からずっと7月17日だからです(詳しくはこちらの記事をどうぞ)。
世界絵文字デ−が近づくと、GoogleやAppleが例年、新しい絵文字を紹介したりします。今年はFacebookが音が出る絵文字を紹介してました。
Googleは7月16日に、既存の絵文字の新デザインを発表しました。7月中にGmailやチャットの絵文字が新デザインになるそうです。モバイルでは、今秋リリース予定の「Android 12」で新デザインに変わります。
Googleが公式ブログでデザイン変更のポイントについて説明しているので、今回はそれをご紹介。ブログでは変更前と変更後の絵文字がGIF動画で紹介されていて、分かりにくいので画像に起こしました。右が新しいデザインです。
と、Googleは言うんですが、どうでしょう。今の「パイ」の絵文字はカットしたパンプキンパイで、これがホールのアップルパイやチェリーパイになります。日本ではある年齢層はパイと聞いてアンナミラーズのパンプキンパイを思い浮かべるのでは。また、日本の市販のアップルパイの多くは、上にパイ生地の棒を編み編みにしたものをのせて溶き卵を塗って焼いてあるので、新しい絵文字の形とはちょっと違いますね。グローバルって難しい。
水着のビキニの絵文字、透明人間が着てるように見えていたのが、水着売り場にあるような状態になります。「Now, any body is a bikini body.」とあるので、もしかしたら今のビキニの胸のふくらみ具合にクレームが来たのかも(邪推)。
これはiOSの絵文字が一足早かったです。従来はマスクは風邪をひいてますとか花粉症ですとか、体調不良という意味で使われることが多かったけれど、コロナで「マスクしましょう」で使われることが増えたので、つらそうな顔じゃなくなります。「この絵文字は日本由来で、彼の国ではコロナ禍になる前から人々は日常的にマスクをつけていた。今日ではマスクは他者への気配りを示す普遍的な方法になった」んだそうです。
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