ソーシャル音声プラットフォームの「Clubhouse」を運営する米Alpha Explorationは7月21日(現地時間)、これまでClubhouseへの入会に必要だった招待制を終了すると発表した。順番待ちの約1000万人が段階的に入会できる見込み。
共同創業者のポール・ダヴィソン氏とローハン・セス氏は公式ブログで、ジェットコースターのような12カ月を経て、次の章を開けると発表できて嬉しいと語った。立ち上げ当時、わずか8人のチーム(現在は58人)だったClubhouseにとって、招待制はスケーリングのための重要な方法だったとしている。
1日当たりの「ルーム」の数は1月時点では5万だったものが、現在は50万になり、平均的なリスナーは1日1時間以上Clubhouseにアクセスしているという。また、5月中旬にAndroidアプリを公開してから1000万人が参加した。
7月14日にはDM(ダイレクトメッセージング)機能の「Backchnannel」を追加した。既に累計9000万件のDMが送信された。
「規模を拡大するにつれ、大手との競争は激化するだろう。だが、未来は楽観主義者が生み出すものだとわれわれは信じている」という。
同社はまた、Clubhouseの正式ロゴを作成し、公式サイトを開設したことも発表した。
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