東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は7月22日、観戦チケット購入者らの情報がインターネット上に流出したと発表した。組織委のシステムから流出ではなかったが、事態を受け、パスワードのリセットを行うなど被害の拡大防止策を講じたという。
組織委によると、流出を確認したのは10件。政府からの情報提供で発覚したという。流出した情報や原因について組織委は明らかにしていないものの、共同通信の報道によると、観戦チケットの購入者や大会ボランティアが専用サイトにログインする際に使用するIDとパスワードが流出。個人情報などを暴露するサイトに掲載されていたという。
組織委は「情報流出は認知している。事実関係の確認を行った結果、組織委員会システムからの流出ではないことを確認した」とコメントしている。
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