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「地元の釣り場情報」を300円から出品可能 魚釣りの情報売買サービス、東北新社が立ち上げ

» 2021年08月03日 18時58分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 衛星放送事業を手掛ける東北新社(東京都港区)は8月3日、釣り情報を売買できるフリマサービス「釣りマ!」の提供を始めた。個人の釣り人同士で情報を売買でき、売り手は自分が持つ釣り情報に値段を設けて出品できる。設定価格は300円からで、上限はない。買い手はクレジットカードか、サービス内ポイントで購入できるという。

釣り情報を売買できるフリマサービス「釣りマ!」

 地元の人だけが知っている釣り場情報や、大物を釣った道具の情報など、釣りを楽しむ情報なら何でも売買していいという。「駐車場の場所」や「釣った魚を料理してくれる店」などの情報も取り扱える。買い手は欲しい情報をリクエストすることも可能。当初の情報の対象範囲は関東と関西、九州、沖縄まで。順次全国に拡大していく予定。

「釣りマ!」の仕組み

「釣りが猛烈に好きな社員のアピールがあった」

 衛星放送を事業の軸とする同社が、なぜ情報のフリマサービスを始めたのか。同社は「釣りが猛烈に好きな社員のアピールもあり、サービスの立ち上げに至った」と説明。「世に出回ることが少なかった詳細な釣り情報のシェアを活性化させることで、良い釣果を得られる釣り人を増やしたい」とコメントした。

 今後はユーザー同士が交流できるコミュニティー機能なども実装予定とし、ユーザーの動向に合わせて、随時サービスを拡張していくという。

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