このロボットはボディーにダメージを受けると2つまたは3つに分裂する。そのうちの一部は静止するが、一部は泳ぎ続ける。頭部が静止しても尻尾だけは活動を続ける。
尻尾は磁気吸引力により頭部の位置まで引き寄せられる。到達すると再結合して初期の構造を回復、そのまま泳ぎを継続する。外部からの指令がなくても、組み込まれた磁気トルクによって破損した部品を整列させ、引き寄せる。
このシステムは、磁性粒子が互いに引き合う物理的な力のみに依存しているため、何度分裂しても自動修復する。ロボット本体の10倍以上の距離でも分裂したパーツと再結合する。
実験では、88%の回復効率を達成。今回は水面を移動したが、水中を3次元的に移動する場合でも理論的には可能だという。
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