東京都産業労働局は8月24日、コロナ禍などで離職した若者の就職支援のため、プログラミングなどを学べるオンライン講座を開設した。受講者は2〜3カ月の職業訓練を経て、IT関連企業への紹介などの支援を受けられる。
IT業界への就職を支援する「デジタル人材育成事業」の一環。原則として35歳以下の、求職中や非正規雇用中の人が対象。都は「プログラミングコース」と「先端ITコース」の2コースを提供する。
どちらのコースでも、ExcelやWordの使い方といったビジネススキルや、ネットワークエンジニアに必要な専門知識、Javaなどの開発エンジニアに必要な知識をeラーニングで学ぶ。先端ITコースではさらに、AWSなどのクラウド分野やセキュリティに関しても学べる。
数カ月のカリキュラム受講後、受講者は面談を通じて、SIerやセキュリティベンダーなどへの就職を目指す。両コースの募集人数は各回25人程度。プログラミングコースは8月24日から計4回、先端ITコースは9月13日から計2回、それぞれ募集する。
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