Appleが9月に発売を予定しているiPad (9th generation) は、大幅なデザインの変更はないものの、2021年のAppleのiPad全体の出荷台数を6000万台にまで押し上げることが期待されていると業界関係者が話している。DigiTimesが伝えている。
Appleは9月に一連の製品発表会を開催する予定で、その中でiPad (9th generation) がハイライトの一つであると情報筋は明らかにしたという。
Appleは当初、iPadに新機能を追加し、本体の底面にスピーカーを設置しなくても高音質のサウンドを再生できるようにする計画だったが、重要な部品のいくつかが供給不十分のために延期されており、導入されるのは2022年になる可能性があるという。
また、iPad (9th generation) は、PVDコーティング(高温状態の真空装置の中で特殊な金属をイオン化し蒸着させ、素材の表面に硬い皮膜を作る加工技術)されたアルミニウム合金製筐体が採用される予定で、AppleはiPadにチタンベースの金属製筐体を採用することも検討しているが、そのためのコストは高く、現時点では経済的ではないという。
Digitimes Researchは、2021年のiPadの出荷台数は、2020年の5260万台から5.7%増の5560万台程度になると予想している。
しかし、2021年のタブレット全体の出荷台数は、ヨーロッパや北米でのCOVID-19の流行が徐々に収束する中で成長の勢いが弱まり、前年比4.13%減の1億4800万台になると予想している。
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