山口県は8月31日、県主催のクラウドファンディング事業を委託していたWebサイト「KAIKA」で、他人の個人情報を誤表示する事象が起きたと発表した。8月31日の午前9時30分ごろから約30分間、KAIKAのマイページにログインすると、他人の氏名やメールアドレス、住所、電話番号、購入履歴が表示される状態だった。クレジットカード情報は含まないという。
山口県によると、8月31日午前9時に県主催の購入型クラウドファンディング「頑張るお店応援プロジェクト」の第2期支援者募集を始めたところ、Webサイトにアクセスが集中。サーバの不具合により、個人情報が誤表示される事象が起きたという。
これを受け、KAIKAは緊急メンテナンスを実施。9月1日正午現在、原因は調査中で、募集再開のめどは立っていないという。他人の個人情報が誤って表示された人数は確認中としている。
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