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お湯不要、レトルト温め専用マシン「レトルト亭」登場

» 2021年09月01日 14時08分 公開
[ITmedia]

 デザイン家電開発のアピックスインターナショナルは、レトルトパウチ食品を温めるための専用ヒーター「レトルト亭」の事前オーダーを、クラウドファンディングサイト「Makuake」で受け付けている。レトルト食品を差し込んでダイヤルを回すだけで温められ、お湯も不要だ。

 通常価格は7680円(税込)。Makuakeでは5%引の7296円で“応援購入”を受け付けている。購入者には11月末までに届ける。

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 ポップアップトースターのようなデザインの家電。上面の隙間からレトルト食品を差し込み、「小型」「普通」「大型」の目盛りに合わせてタイマーをセットすると、側面のヒーターが食品を芯まで温める。1回当たりの電気代は「1円未満」としている。

 レトルト食品は一般的に、湯煎で温めたり、中身を出してレンジにかけるといった方法で加熱するが、お湯を準備したり、ラップをかけるのに一手間かかってしまう。新製品なら、熱いお湯を触る危険性や余計な手間もなく、レトルト食品を温められる。コンパクトなためオフィスにも置けるとしている。

 サイズは255(幅)×80(奥行き)×200(高さ)ミリ、重さは約1.5キロ。消費電力は200W。

 アピックスインターナショナルは、しずく型の加湿器などで知られるデザイン家電メーカー。レトルト食品のニーズが高まる中、「もっと便利に、安全に、エコに調理出来ないか」と考えて開発したという。

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