ヤフーは9月3日、オークションサイト「ヤフオク!」で、病気の犬や猫に食べさせるペット用療法食の出品を、10日から当面の間禁止すると発表した。「供給不足により生命や身体に影響が出るものとして、一時的に犬・猫用療法食を出品禁止物に追加する」(同社)という。
すでにペット用の療法食を出品しているユーザーに対しては、10日までに取り下げるよう呼び掛けている。今回の出品禁止は、ペット用療法食の供給が安定し次第解除する方針。
ペット用療法食を巡っては、コロナ禍の影響で流通が不安定になる中、フリマサイトなどでの高額出品が相次いでおり、品薄状態が続いている。こういった状況を受け、フリマサイト「メルカリ」を運営するメルカリも、ペット用療法食の出品を2日から一時的に禁止している。
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