SBIホールディングスは9月9日、新生銀行のTOB(株式公開買付)を行うと発表した。買付価格は1株当たり2000円で、9日の終値(1440円)を4割近く上回る。
新生銀行は同日、「SBIによるTOBの連絡は事前に受けておらず、取締役会は賛同していない」との声明を発表した。「TOBに対する当行の意見は、決まり次第知らせる」としている。
SBIは既に新生銀行株の19.85%を保有しており、TOBを通じて最大48%まで出資比率を引き上げる計画だ。
10日の株式市場では、新生銀行株が急騰。買いが殺到し、ストップ高買い気配のまま前場を終えた。
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