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» 2021年09月13日 08時00分 公開

声帯摘出者に“自分のAIボイス”を無料提供 「CoeFont」運営が支援策

AI音声合成を提供するYellstonが「CoeFont CLOUD」を声帯摘出者に無料提供する。事前に声を収録することで、摘出後も“自分の声”で会話できる。今後は、すでに摘出した人も“自分の声”で会話できるよう、当時の音声データをもとに音声合成を作成できる予定。

[山川晶之,ITmedia]

 AI音声合成プラットフォーム「CoeFont CLOUD」を提供するYellston(東京都港区)は9月9日、病気などで声帯を摘出した人向けにCoeFont CLOUDを無料で提供すると発表した。ユーザー自身の声を基に音声合成を作成。スマートフォンやPCから発話できる。

声帯摘出者向け申請フォーム

 利用できるのは、もっとも精度の高い音声合成が可能なハイエンドプラン(通常1500円)。事前に声を収録することで、声を失った後も音声合成を使って発話できる。収録は約2時間を想定する。

 すでに摘出している場合は、Yellston側が既存の音声モデルを提供する。今後は、声帯があった時代の音声データを基に、失った声を音声合成で復元することも予定している。

 利用したい声帯摘出者向けに、申請用のフォームを用意する。

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