政府は9月13日、セキュリティ評価制度「ISMAP」にサイボウズのクラウド基盤「cybozu.com」、グループウェア「Garoon」、ノーコード開発ツール「kintone」、米Boxのクラウドストレージ「Box」を登録したと発表した。サイボウズとBoxの製品は初登録。今後、これらの製品は政府調達の対象品目となる。
Boxやサイボウズの製品に加え、NTTコミュニケーションズの企業向けデータ分析プラットフォーム「Smart Data Platform」、米OracleのIaaS「Oracle Cloud Infrastructure Platform as a Service」、パブリッククラウド「Oracle Cloud」の提供基盤をユーザー企業のデータセンター内に構築する「Oracle Exadata Cloud@Customer」も追加した。
ISMAPは、運用を担う情報処理推進機構(IPA)などが民間のクラウドサービスの情報セキュリティ対策などを事前に評価し、“政府認定クラウド”として登録する制度。各省庁は原則、ISMAP制度に登録されたサービスの中から調達する。
9月14日時点では、米Amazon Web Servicesや米Google、米Microsoft、米Cisco Systems、米Salesforceといった外資系企業に加え、NECやKDDI、NTTデータ、富士通、日立などの製品が登録済み。
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