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iPhone 13と13 Proのカメラはどう違う? 撮影機能を作例と動画でチェック(2/5 ページ)

» 2021年09月21日 22時00分 公開
[大石結花ITmedia]

超広角でマクロ撮影ができるiPhone 13 Pro

 13 Proシリーズは、3つのカメラ:広角、超広角、望遠を搭載したProカメラシステムです。

 広角カメラはF値1.5で、センサーサイズが大きくなりiPhone 12 Pro Maxより49%多く集光できるようになっています。また、センサーシフトOISがProシリーズのどちらにも搭載されました。

photo iPhone 13 Pro(左)とiPhone 12 Pro

 超広角カメラは、F値1.8になり、こちらもセンサーが新しくなって92%多く集光できるようになりました。また、Proシリーズでは超広角カメラを使ったマクロ撮影ができるようになり、2cmまで近づくことができ、iPhoneフォトグラフィーの幅がぐっと広がりました。

 望遠カメラは、F値が2.8に上がってしまいましたが、3倍まで光学ズームできるようになりました。77mmの焦点距離なので、クラシックなポートレートや、より遠くのものをクリアに撮影できます。

 12 Proシリーズに引き続き、Apple ProRAW が撮影できるのは13シリーズでもProとPro Maxだけで、今年はそれに加えてProRes動画を撮影できると先日のAppleイベントで発表がありました。

 ProRes撮影は現時点では使えませんが、2020年にProRAWが製品発表の数カ月後にソフトウェア・アップデートで使えるようになったように、今回もそのような形でアップデートされると予想できます。

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