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潔さが面白い動画デジカメ、ソニー「ZV-E10」 お手軽ミラーレス一眼としても(3/4 ページ)

» 2021年09月25日 09時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
背面モニターは動画撮影に便利なバリアングル式を採用

 さらに、別売りでシューティンググリップ「GP-VPT2BT」も用意されている。動画撮影時のグリップとして、特に自撮り撮影時に重宝するし、足を開いてテーブル三脚としても使える。

 Bluetoothに対応しているため、カメラとペアリングを行えばワイヤレスのリモコンとしても動作する。これは必須アイテムだろう。

シューティンググリップを装着して角度を調整すれば楽な姿勢で撮れる
足を開くとテーブル三脚にも。レンズはPZ 18-105mm F4 OSSを装着

 で、これを持って自撮りをしてもらった。

一番活躍するのは自撮り時。グリップを持つと撮りやすい

 使ったレンズは、やっぱ自撮りには超広角がいいよねってことで、10-18mm F4の超広角ズームだ。手ブレ補正はアクティブに設定。

10-18mm F4 OSS(SEL1018)。手ブレ補正搭載の超広角ズームレンズを装着して撮ってみているの図
撮影途中にぼけとくっきりを切り替えて貰った。さすがに広角だとぼけとクッキリの差は出ずらかったけどよく見ると分かるはず。

お手軽ミラーレス一眼としても良好

 と、Vlog用カメラということで動画の話がメインだったけど、もちろんミラーレス一眼であるから写真も普通に撮れる。

 AFはソニーなので早くて賢い。

 人間のリアルタイム瞳AFはもちろんのこと、動物検出にも対応している(人物か動物かをあらかじめ決めておく必要があるのと、動画時は人物のみなのが残念な点だ)。

キャットタワーの上でくつろいでいた2匹の子猫を「動物瞳AF」で(16-50mm 50mm 1/160秒 F5.6 ISO1000)

 撮りたい被写体をタップするとリアルタイムトラッキングAFが発動する。これもなかなか賢くてよい。

 ソニーの良さだ。

トラッキングAFで走ってきた招き猫電車を狙ってみた。AF-Cで追い続けてくれるのはいい。おまかせオートで撮影(16-50mm 50mm 1/400秒 F5.6 ISO100)

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