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» 2021年09月30日 08時07分 公開

“シネマティックは当たり前”の時代に? もう元には戻れないiPhone 13動画体験(4/5 ページ)

[弓月ひろみ,ITmedia]

 映像を日常的に撮影・発表していない人でも、思い出の残し方が変わってくるはずだ。ホームビデオ感覚で撮影しても、部屋の背景がきれいにボケるなど、いわゆる「エモい」動画が撮れるようになる。家族や、ペット、友達、恋人……思い出を記録するのに最適なビデオカメラだろう。

 シネマティックモードで撮影した動画は、撮影後、被写界深度を自由に変更できる。撮影時に失敗してしまっても、後から編集すれば良い。

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 ここまでアクティブに撮影・編集が可能で、かつ、仕上がりも美しいとなると、このモードが4Kに対応していないのが悔やまれる。現時点では1080Pの30fpsなので、ここは今後のバージョンアップに期待したいところだ。

 なお、iPhone 13シリーズ同士であっても、シネマティックで撮影した動画をAirDropで移動させると、HDRのMP4に書き出されるため、後から編集ができなくなる。2台使いをしている人は注意が必要だ。編集可能な状態でAirDropしたい場合は、共有画面から「オプション」をタップし「すべての写真データ」をオンにすると良い。

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 また、iOS 15から動画撮影時にHDRをオン・オフできなくなった。iPhoneで撮影した動画は、自動的にHDR処理が施される。そのためFinal Cut ProなどMac・PC側のソフトで編集する際は一手間必要だ。

 最近ではYouTubeもHDR動画に対応しているため、細かい編集をするのでなければ気にすることはなさそうだが、もしiPhone単体でHDRなしの動画に変換したい場合は、iMovieを利用すると早い。いったん取り込んでから、書き出し時にオプションでHDRをオフにする。

 iPhone 13シリーズは、センサーサイズが大きくなったことで、ナイトモードやスローモーションも一段と美しくなった。こちらはナイトモード撮影の一例だ。目で見る限り「暗い夜道」という感じで、多少のノイズは否めないものの、十分撮影できている。

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 さらにスローモーションも、光の表現やテクスチャーなどがより豊かになった。これらの映像をシネマティックモードと組み合わせれば、ミュージシャンやアーティストのPVのような作品も手軽に撮れてしまうだろう。

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