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商品持ち込むだけでヤマトが梱包代行 「ヤフオク!」「PayPayフリマ」で実証実験、都内6カ所で

» 2021年09月30日 11時40分 公開
[荒岡瑛一郎ITmedia]

 ヤフーは9月30日、ネットオークション「ヤフオク!」とフリマアプリ「PayPayフリマ」において、商品の梱包代行サービスの実証実験を始めると発表した。対象はヤマト運輸の匿名配送サービス「ヤフネコ!パック」で送る商品。都内6拠点の宅配便ロッカー「PUDOステーション」か宅急便センターで受け付ける。期間は10月1日から11月1日まで。

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 実験では、利用者が対象拠点に梱包せず持ち込んだ商品を、ヤマトが集荷後に梱包して発送する。実験中、PUDOステーションに持ち込む場合は無料、宅急便センターの場合は手数料500円を徴収する。

photo 梱包代行サービスの流れ

 実験で使用するPUDOステーションは茅場町駅、清澄白河駅、クロネコスタンド豊洲4丁目センター、ヤマト運輸 甘酒横丁センターの4カ所。宅急便センターの対象は阿佐ヶ谷パールセンターと三鷹下連雀3丁目センター。

photo 実験を行う対象拠点

 ヤフーは実証実験の狙いとして、ヤフネコ!パックの利用者から「どう梱包したらいいか分からない」「梱包資材が手元にない」などの声を受け、利便性を向上するためと説明している。

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