本田技研工業は10月4日、国内自動車メーカーでは初の新車オンラインストア「Honda ON」を開設した。新車の商談、見積もり、査定、契約、自動車保険の手続きが可能。運営は子会社のホンダセールスオペレーションジャパンが担う。
スマートフォンの小さい画面での利用を想定し、人気車種やオプションを厳選したプランを掲載。サービス当初は「N-BOX」「FIT」「FREED」「VEZEL」の4車種を用意する。それぞれの車種に関するSNS上の口コミも表示。販売店への来店経験が少ないZ世代(1990年代半ばから2000年代前半生まれの世代)へのリーチも狙う。
購入方法はサブスクリプション方式を採用。カーナビなどの基本オプション、自動車税、点検・車検・交換部品などのメンテナンス費用などを全て含めて、N-BOXなら月額3万1610円から利用できる。ライフスタイルの変化に合わせて、期間途中での中途解約や乗り換え、買い取りも可能。購入方法は順次拡充する。
サービス利用時のトラブルは、コンタクトセンターやチャットで対応する。ユーザーは契約後、納車やメンテナンスを受けるディーラーの店舗を選択。各店舗のユーザー評価や口コミは事前に確認可能だ。サービス当初は、東京都の84拠点に来店可能なユーザーが対象だが、2022年以降順次エリアを拡大する。
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