さくらインターネットは10月7日、IaaS「さくらのクラウド」の新プランとして、GPU「NVIDIA V100」を搭載した仮想サーバを1時間単位で利用できる「さくらのクラウド 高火力プラン」の提供を始めた。CGや機械学習、サービスのデモンストレーションなど、短期間に高いパフォーマンスの計算資源が必要な用途での利用を見込む。
石狩リージョンのデータセンターから、32GBのVRAMを搭載したNVIDIA V100、4vCPU(仮想CPU)、56GBのメモリを搭載した仮想サーバを提供するプラン。料金は、1時間当たり481円、1日当たり1万1550円、1カ月当たり23万1000円。24時間未満は1時間ごとにカウントし、それを超えると日額と利用日を掛け合わせた料金が発生する。20日以上の利用で月額料金を適用する。
さくらインターネットによればAIやディープラーニングの浸透により、GPUを搭載したサーバの需要が高まっているという。同社では「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」として「NVIDIA Tesla M40」「GeForce GTX TITAN X」などを搭載したサーバのホスティングサービスを2016年から提供している。
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