米Squareのジャック・ドーシーCEOは10月15日(現地時間)、個人向けのビットコインマイニング端末を開発する計画を発表した。
同氏がCEOを務める米Twitterの自身のアカウントで「Squareは、世界中の個人や企業向けに、カスタムシリコンとオープンソースに基づくビットコインマイニングシステムの構築を検討している」とツイートした。
同氏は、マイニングは現在、大規模なシステムを構築できる一部のプレーヤーに支配されているが、「もっと分散させる必要がある」と主張する。「分散化されるほど、ネットワークの回復力が高まるだろう?」
また、マイニングによるエネルギー消費量が問題視されているが、ハードとソフトの開発統合で、クリーンで効率的なエネルギー使用が可能な端末の構築を目指すという。
このプロジェクトは、Squareのハードウェア責任者、ジェス・ドロガスカー氏が担当する。同氏はドーシー氏のツイートに続けて「より効率的なシリコンのアーキテクチャ、設計、プロトタイピング、ハッシュアルゴリズム、電源アーキテクチャから始めて、Squareのハードウェアチーム内でビットコインマイニングシステムプロジェクトを育んでいく」とツイートした。
Squareは6月には、ビットコインマイニング施設の建設とハードウェアウォレット構築の計画を発表した。ハードウェアウォレットのプロジェクトもドロガスカー氏が担当している。
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