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約18万話の日本アニメをデータベース化、2022年3月に一般公開へ

» 2021年10月22日 16時57分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 日本動画協会は10月21日、日本のアニメ作品総合データベース「アニメ大全」を2022年3月に一般公開すると発表した。アニメ大全は、1万4249件(9月16日時点)のアニメ作品の基本情報を網羅した、世界最大規模のデータベース。日本のア二メ文化100周年記念の中核事業として15年から制作がスタートしていた。

アニメ大全の作品登録状況(9月16日時点)

 データベースの構築に当たり、該当作品の全話数17万7474件について調査し、さまざまな詳細情報を載せているという。データベース内は、作品名や年代、五十音、キーワードでの検索が可能で、各研究やビジネス活用、クリエイティブ、ファンによる情報収集の利用を想定する。

 10月22日には、一般公開に先立ち、日本動画協会の会員社のアニメ制作関連各社や著作権者、有識者を対象にアニメ大全を試験公開した。データ精査と機能、動作確認を経て、22年3月の一般公開を目指す。

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