全国でアパレルショップを運営するライトオンは11月4日、外部からの不正アクセスを受けて顧客の個人情報24万7600人分が流出したと発表した。同社のECサイト、もしくは店舗で会員登録をしたユーザーの氏名や電話番号、住所、生年月日、性別、メールアドレス。クレジットカードやパスワードは流出していないという。
発表によると、10月23日から同社のECサイトに第三者による断続的な不正アクセスを受けて、情報が流出した可能性を確認。28日にはセキュリティ強化対策を実施したが、29日に再び不正アクセスがあり、新たなセキュリティ対策の強化と、アクセス元からの通信を遮断した。その後の調査により、顧客情報が流出したことが30日に明らかになった。
個人情報が流出したユーザーには、個別に連絡をしており、4日時点では不正流用などの二次被害は確認していないという。メールと電話での問い合わせ窓口も設置する。
同社では、不正アクセスに対するセキュリティ強化の徹底や、第三者によるセキュリティ体制の監査を通して、再発防止に取り組むとしている。
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