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» 2021年11月10日 09時26分 公開

Microsoft、教育機関向け「Windows 11 SE」リリース 「Chrome OS」対抗で

Microsoftは「Chrome OS」対抗の教育向けOS「Windows 11 SE」を発表した。同時発表の「Surface Laptop SE」を含む教育向けノートPCにのみ搭載する。かつての「Windows 10S」よりも管理しやすくなっている。

[ITmedia]

 米Microsoftは11月9日(現地時間)、教育機関向けノートPC「Surface Laptop SE」に搭載する新OS「Windows 11 SE」を発表した。Surface Laptop SEを含む教育機関向けノートPC専用のOSだ。

 se 1 Windows 11 SEの初期設定の壁紙はWindows 11の「Bloom」をカラフルにしたものだ

 教育市場のシェアで米GoogleのChromebookに押されている同社は、安価(3万580円から)なSurface Laptop SEと管理しやすさに重点を置いたこのOSで巻き返しを図る。

 se 2 Windows 11 SE搭載のSurface Laptop SE

 Microsoftは2017年にもChrome OS対抗の教育機関向けOS「Windows 10 S」をリリースしたが、Microsoftストアからしかアプリをダウンロードできないなど、不便なことが多く、頓挫している。

 Windows 11 SEはその失敗を踏まえ、また、多数の教育機関からのフィードバックに基づいて構築した。Microsoft Edge、Office、Microsoftのクラウドベースのサービスに最適化されているが、管理者がサードパーティのアプリもインストールできるようになっている。Microsoftストアは含まれないので、学生が自分でゲームをインストールしたりはできない。

 学生が気を散らさないように、ウィジェットセクションがなく、アプリは全画面表示する。「Microsoft 365 for Education」がセットになっており、学生はOfficeのオフライン機能で、自宅にWi-Fiがなくても宿題ができる。自宅でPCに保存したファイルは、学校に戻ると自動的にOneDriveにアップロードされる。

 Windows 11 SE搭載のノートPCは、米国では年末から2022年にかけて教育機関向けに提供が開始される見込みだ。

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