Amazon.co.jpが販売元であるCPUを購入したユーザーから、「中身が入っていない」という訴えが複数上がっていた問題について、同社は被害を訴えていたユーザー2人に、それぞれ返金対応をしていたことが11月17日、分かった。
この問題は、販売元がAmazon.co.jpとあるAMD製のCPU「Ryzen 5 3600」をAmazonで購入した2人のTwitterユーザーが、届いた荷物にCPU本体が入っておらず、付属のファンのみが同梱されていたとツイート。さらに、返品した交換品や再び注文した商品も同様にCPU本体が抜かれた状態で届いたと投稿を続け、物議を醸していた。
被害を訴えていたユーザーの1人のkumakuma(@kumakumaaaaa__)さんに前回取材した際には「返金を一度断られたが、その後も問い合わせ続けたところ、調査をしてもらうことになった。その調査には約1カ月かかるというが、理由は聞かされていない」と話していた。
しかし、11日には「こちら返金されるそうです!」と自身のTwitterで状況が変わったことを投稿した。経緯について同氏に伺ったところ、前回の記事を掲載した翌日である9日に、Amazonから「返金についてご迷惑をおかけしている。現在調査を続けており、結果が出次第再び連絡する」という旨のメールが届いたという。
その後、11日に返金処理が完了したことと「一度返金不可と案内をした経緯については現在も調査を続けている」と連絡があり、5日後の16日に自身の口座に商品代金が返金されたことを確認している。
17日には、Amazonから返金不可の調査結果が届き、「返品時に記入された『CPUが入っていなかった』旨のコメントが手続きの過程で正しく確認されておらず、返品した商品に不備があったと処理がされ、誤って返金不可という内容の自動メールが送信された」と理由を説明する。
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