米Meta(旧Facebook)は11月18日(現地時間)、Facebookのニュースフィードをユーザーがカスタマイズできるようにするテストを一部のユーザーを対象に開始したと発表した。「つながりを持っている友達、家族、Facebookグループ、Facebookページの投稿をニュースフィードに表示する量を調整できるようにする」。
設定は[設定]→[ニュースフィードの設定]で行うようになる。「これは、ニュースフィードをより細かく制御できるようにするための進行中の取り組みの一部」だと説明している。
同社はまた広告主向けに、広告を表示するコンテンツから特定のジャンルを排除する機能のテストも始めたと発表した。“トピック除外コントロール”で、「ニュースと政治」「社会問題」「犯罪と悲劇」の3つのトピックを選択することで、そうしたコンテンツには広告を表示しないようにすることができる。
同社のニュースフィードのアルゴリズムについては、内部告発者のフランシス・ホーゲン氏が10月、米議会の公聴会で、恣意的な表示ランクが情報の偏りを生むので、不透明なアルゴリズムによるランク付けではなく時系列でのニュースフィード表示にすべきだと主張した。
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