日本科学未来館(東京都江東区)は11月25日、改修のために展示を休止している直径6m、重さ約13tの巨大な球形ディスプレイ「ジオ・コスモス」の内部構造を初めて公開すると発表した。
改修のため地上に下ろしている時期を活用し、「球体シェル」と呼ばれる発光パネルを貼り合わせるための構造物を11月27日から2022年1月23日まで公開する。球体シェルは1枚約300kgのアルミ製で、8枚を組み合わせると球体になるという。
ジオ・コスモスは人工衛星が撮影した雲のデータを再現し、「地上にいながら、刻々と変化する地球の様子を感じられる」同館のシンボル的な展示物。設置当初は約100万個のLEDを使用していたが、2011年の改修で有機ELパネルに張り替えている。
今回の改修では有機ELパネルをLEDパネルに交換する。交換するパネルの数は1万362枚で全て手作業になるという。
交換後はジオ・コスモスがこれまでより明るくなり、広い色域とHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応する。展示再開は22年3月末を予定している。
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