VR空間でガチに原稿を書いたらその実用度に驚いた 「バーチャルで仕事」のメリットと課題(1/4 ページ)
VRを仕事の場に、という話が、ここ1年ほどで現実味を増してきている。
「なぜわざわざVR空間で仕事を?」
そこにVRがあるからだ……というのは半分冗談だが、ちゃんと使ってみないといけない。折に触れてテストもしてきたが、ようやく「ちゃんと数時間仕事ができる環境になってきたな」という段階にきた。
今回は、2つのソリューションを使って実際に仕事をしてみたい。
なおこの原稿の執筆はテストの意味合いも込めて、画像整理の一部を除き、全てVR内で行っている。
この記事について
この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年10月4日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。さらにコンテンツを追加したnote版『小寺・西田のコラムビュッフェ』(月額980円・税込)もスタート。
「HMDの重さ」以外は実用域に
今VRで仕事をする限界は、あえて先に伝えておくべきかと思う。
課題は実にシンプルだ。VR用のHMDの重さや不快感だ。
HMDを装着して仕事をするわけで、どうしても頭・顔に負担がかかる。今回は「Oculus Quest 2」を使っているが、503gの本体に321gの「Quest 2 Eliteストラップ バッテリー」を付けているので、やっぱり重い。Eliteバッテリーストラップをつけなければその分軽くなるのだが、重量バランスが前に来るので長時間作業するとない方が疲れる感じがする。
同じことを「今日、皆がすぐにやるべき」とは思わない。
しかし、である。課題として私はHMDを付けていることの不快さ「しか」挙げていない点に注目していただきたい。
実は、これは大変なことなのだ。
キーボードはどうするのか? 普段と同じように作業するためのアプリ環境は? 画面の見やすさは? お茶を飲みながらリラックスして仕事できるのか? スマホの通知が来たら分かるのか?
視界を覆ってしまうVRには多くの課題があるのだが、上に挙げたような一般的な問題は「取りあえず、それなりに大丈夫」といえるレベルになってきた。
別の言い方をすれば「軽くて快適なHMDがあれば何とでもなる、というレベルになってしまった」……ということでもあるのだ。
われわれはすでに、HMDをかぶるだけで「自分1人しかいない広大な空間」で「巨大なディスプレイを表示しながら」仕事ができるようになっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
2
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
7
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
8
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
9
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
10
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR