この巨大なセンサーを動かすボディ内手ブレ補正は約6.5段。画素数が半分になったこともあってか、なんと、GFX100Sの6.0段よりちょっと良くなってる。しかもメカシャッター時のショックも少ないので実に静かで撮りやすい。
これは1/5秒で撮影した回る水車。さすがに手ブレしないよう工夫はしてはいるけど手持ち撮影だ。
連写速度はGFX 100Sよりちょっと落ちてるけど、そもそも連写向きのカメラではないので気にしなくてもいい。GFX 100SのボディにGFX 50Sのセンサーが入っているといいつつ、画素数以外はまったく同じかというとそういうわけじゃないのだなってことだ。
操作感はGFX 100Sと同じ。
左肩に撮影モードダイヤルがあり(動画と静止画の切替スイッチもここ)、右肩には大きなサブモニター。そして深めのグリップにシャッターと電源。サブモニター脇の2つのボタンはカスタマイズして使うものだ。
サブモニターは暗い場所ではバックライトで明るくできる他、表示を3種類に切り替えることができる。撮影設定の他、全面にヒストグラムも選択できる。
電子ダイヤルは前後にあり、さらにGFレンズは絞りリングを持っているので慣れればたいていの操作はさくっとできる。これはよい。
ファインダーはデカくて高精細。約369万ピクセルで、メガネを掛けてる人など一目で全体を見渡せない場合や、ファインダー画像上に各種設定情報がかぶるのはイヤって人はボタンを押すと表示パターンを変えられる。
このファインダーは良い。やっぱこのクラスのカメラになるとファインダーは重要なのだ。
背面の操作系もGFX 100Sと同じだ。
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