楽天銀行に一時不具合が生じ、楽天ペイなどの決済アプリの利用時に、エラー表示があっても引き落としする現象が発生していたことが12月3日、分かった。不具合が起きた期間は2日午後6時ごろから午後8時ごろまでで、現在は解消済み。対象のユーザーには個別に連絡し、返金などの対応を済ませたという。
楽天銀行によると「楽天銀行のシステムに一時的な負荷がかかり、タイムアウトが生じた。それにより取引が継続できなかったことが原因」と説明。期間中に楽天銀行の口座から楽天ペイなどでチャージや支払いをした際に、エラー表示が出ていても、口座から引き落としされていたという。
楽天ペイ以外にも、他社の決済アプリのユーザーにも一部影響があったという。具体的な件数には具体的な件数には言及しなかった。「楽天銀行でチャージや支払いを行う楽天ペイユーザーは1%未満であると認識している」と述べた。
システムに負荷が発生した原因は、セキュリティ上の都合で開示しないと話したが、すでに特定と再発防止策は実施済みと説明。影響のあったユーザーにも、返金や連絡などの対応を個別に済ませているため「公式発表の予定はない」とコメントした。
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