米Twitterは11月29日に新CEOに就任したパラグ・アグラワル氏の下、組織を再編する。同社が12月3日に米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかになった。
再編の目的は「説明責任、スピード、運用効率の向上を推進する」ことで、コンシューマー、収益、テクノロジーの各分野にジェネラルマネジャー(GM)を配し、各GMにチームを主導させる。カイボン・ベイクプール氏、ブルース・ファルク氏、ニック・コールドウェル氏が各GMに就任する。また、新たなポジション「Chief of Staff」(参謀長)に、リンゼイ・イアヌッチ氏が就任する。
この再編で、2011年からエンジニアリングチームを率いてきたマイケル・モンターノ氏と、2019年に米Facebook(現Meta)からTwitter入りし、最高デザイン責任者(CED)を務めてきたダントリー・デイビス氏がそれぞれの役職から退く。
デイビス氏は3日、自身のTwitterアカウントで「Twitterとその従業員を愛している。共に過ごせたことを光栄に思う」とツイートした。モンターノ氏も同日、「信じられないような道のりだった。とても感謝している」とツイートした。
同社は11月29日、共同創業者のジャック・ドーシーCEOの辞任と、アグラワル氏の新CEO就任を発表した。ドーシー氏は任期満了(2022年の株主総会)後、取締役会からも退く見込みだ。2021年の株主総会は5月に行われた。
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