東京メトロは12月15日、大みそかの夜に銀座線と丸の内線の一部区間で終夜運転と終電の繰り下げを行うと発表した。昨年はコロナ禍の影響で見送っていた。
銀座線は浅草駅と上野駅の間で約15分間隔の終夜運転を行う。また渋谷行きは1時間程度、浅草行きは1時間30分程度、終電を繰り下げる。渋谷方面で上野より先へ行く電車の最終は浅草発1時2分。浅草方面の最終電車は渋谷発1時41分となる。
丸の内線は銀座方面を2時間20分程度、池袋方面は2時間程度、終電を繰り下げる。銀座方面の最終は池袋発2時17分、池袋方面は銀座発2時15分。
コロナ禍2年目となる今年は大みそかの運行について鉄道会社の対応が割れた。JR東日本は、山手線、京浜東北線、中央線など9つの路線で終夜運転を実施すると発表。山手線は朝5時まで約15分間隔で、その他の路線は20分から1時間の間隔で運行する。
京王電鉄は京王線の新宿駅から高尾山口駅間、新線新宿駅から笹塚駅間で各駅停車を1時間に1本の間隔で運行する。井の頭線、相模原線などは実施しない。
一方で小田急、京浜急行、東武鉄道は終夜運転や終電の繰り下げは行わないと発表している。東京急行(東急)は終夜運転は行わないものの、東横線と田園都市線で臨時列車を各1本運行する。どちらも渋谷発1時25分の各駅停車が最終となる。都営地下鉄は15日時点で未発表だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR