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新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」22年秋公開 「楽しい映画になるはず」

» 2021年12月15日 19時10分 公開
[ITmedia]

 東宝は12月15日、映画「君の名は。」などで知られる新海誠監督の新作映画「すずめの戸締まり」を2022年秋に公開すると発表した。2019年の「天気の子」以来3年ぶりとなる。

「すずめの戸締まり」 © 2022 「すずめの戸締まり」製作委員会

 15日の会見で明らかにした。キャッチコピーは「扉の向こうには、すべての時間があった—」。新海監督は原作、脚本も担当し、キャラクターデザインは「君の名は。」「天気の子」でタッグを組んだ田中将賀さんが務める。配給は東宝。

 新海監督は午後6時ころに自身のTwitterアカウントでも報告。「今、新作映画『すずめの戸締まり』を作っています。列島各地に開いてしまう、災いの扉。主人公の鈴芽(すずめ)がその扉を閉めて旅をするロードムービーであり、現代の冒険物語であり、彼女がある存在と共に戦うアクションムービーでもあります。楽しい映画になるはずです。2022年秋どうかお楽しみに!」とした。

 15日の午後11時からはYouTubeの「東宝MOVIEチャンネル」で会見の模様をプレミア公開する予定。新海監督は前作までヒロインを演じた上白石萌音さん、森七菜さんと一緒に最新作について語るとしている。「2人には完成したVコンテを観ていただいているのです。ご興味のある方はそちらもぜひ!」。

 新海誠監督は1973年生まれ。日本ファルコム在籍時にアニメの自主製作を始め、その後独立して「ほしのこえ」(2002年)、「雲のむこう、約束の場所」(2004年)、「秒速5センチメートル」(2007年)などアニメ作品を続々と送り出してきた。

 大ヒットした「君の名は。」は2016年に劇場公開。累計興行収入は250億円を超え、日本で公開した映画の中で歴代5位となっている(日本興行通信社調べ)。

東宝が同日公開した2022年配給ラインアップにも「すずめの戸締まり」

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