12月も半ばとなり、そろそろ「2021年のベストなんとか」を依頼される季節になってきた。そこで、2021年の新製品というわけではないが、21年かなり稼働率が高かったものベスト5を上げてみたい。
ベストバイみたいな企画はよくあると思うのだが、稼働率で見たランキングというのはあまり見かけない気がする。そんなわけで、コデラ的稼働率ベスト5をお届けする。
この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年12月13日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。さらにコンテンツを追加したnote版『小寺・西田のコラムビュッフェ』(月額980円・税込)もスタート。
PCやキーボードは毎日使うものとして除外すると、その周辺機器で毎日使っていたのがUSBハブの「Visual Dock」だった。クラウドファンディングに出資していたので、7550円で入手できた。
HDMI出力が4K/60Pで出るというので購入したのだが、本体にディスプレイが内蔵されており、接続したUSBデバイスのステータスが表示されるので「このUSBメモリ、やけに遅いんだけどもしかして……」みたいなときの判別に役立つ。
便利に使っていたのだが、結構熱を持つ。中にファンがあるはずだけどあまり回ってないみたいなので、本家Webサイトで英語と中国語の混在マニュアルを読んでみると、なんと隠し穴にピンを差し込んで数秒ホールドすると、コンフィグ画面へ行けることが分かった。
その中にファンコントロールのパラメーターがあり、65度、75度、85度といった温度設定ができる。デフォルトではコントロールOFFになっていたが、65度に設定したら、その温度に到達した際にファンが回るようになった。一番熱を持つのはHDMI出力チップのようだ。
今は普通にAmazonで買えるようになっており、9500円で売られている。
コデラが4KテレビにPC画面を映して作業するみたいなことをやり始めたのが2015年のことだが、当時は4K/60p出力ができるまでまだまだ時間がかかりそうだった。それがもう、1万円以下のUSBハブでできるようになっていて、否が応でも時の流れを感じさせる。
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