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40年前の映画「銀河鉄道999」再び劇場に ドルビーシネマ版22年1月公開 舞台挨拶にりんたろう監督

» 2021年12月24日 16時30分 公開
[ITmedia]

 東映アニメーションは、1979年公開の映画「銀河鉄道999」と1981年の「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」をドルビーシネマ版として2022年1月14日から全国7館の劇場で公開する。初日の舞台挨拶には監督のりんたろうさんが登壇する。

「銀河鉄道999」ドルビーシネマ版 © 松本零士・東映アニメーション

 当時の35mmマスターフィルムを5Kでスキャンし、レストア作業を経て4K HDR(ハイダイナミックレンジ)でリマスタリング。「フィルムが本来持っていた美術・背景の細部や(当時は)暗くて視認できなかったシーンなどをより豊かな映像で表現する」としている。

 公開時はモノラルだった音声は、Blu-ray Disc化の際に作成した5.1ch音源を元にさらに拡張。オブジェクト型立体音響のドルビーアトモスとなった。「999の疾走感やアルカディア号のアクションを大迫力で体験できる」としている。

 公開初日には東京・有楽町の「丸の内ピカデリー」で舞台挨拶を行う。監督を務めたりんたろうさんも登壇し、ドルビーシネマ版として蘇った映画の見どころや制作秘話を語るという。チケットは25日午前10時から「チケットぴあ」で販売する。

 「銀河鉄道999」は松本零士さんのまんがを原作とするテレビアニメシリーズ。1977年の放送当時には最高視聴率22.8%を記録し、日本中にSFブームを巻き起こした。

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