コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は1月6日、ショッピングサイトやフリマアプリに出品された海賊版レトロゲームについて2021年5月からの削除を要請した結果、5カ月間で378点の海賊版商品が削除されたと発表した。商品には延べ273万件に及ぶゲームタイトルが内蔵されていたという。
ACCSは5月から9月にかけて、ゲームボーイやファミリーコンピュータなどのレトロゲームを再現した海賊版ゲーム機がショッピングサイトやフリマアプリに出品されていないかを調査。海賊版商品に収録されたタイトルを1本500円で換算すると、13.7億円相当となり「被害が甚大であることが判明した」としている。
ACCSは「今後も集中的な削除対応を取るとともに、刑事摘発の支援やプラットフォーマーへの働きかけを続ける」としている。
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