1月18日の満月は2022年で地球から最も遠く、最も小さく見える──Twitterでは一時「ミニマムムーン」がトレンド入り。「呼び方がかわいい」などと一部で話題になった。
国立天文台によると、月は14日の午後6時26分に最も地球から離れた場所を通過し、18日の8時48分に満月に。今年最も大きく見える7月14日の満月に比べ視直径(天体の見かけの直径を天球上の角度で表現した値)は約11%小さく、面積は約21%少ないという。
ウェザーニュースによると、18日夜は関東を含む太平洋側は晴れ。月は「バッチリ見える」という。日本海側は雲が広がり、強い雪や吹雪となりやすいため観測は難しいとしている。
大きく見える満月はスーパームーン、最も小さく見える満月はミニマムムーンなどとも呼ばれる。海外では1月の満月をウルフムーンと呼ぶなど、国や地域による違いもある。
いずれも天文学用語ではないが、SNSではミニマムムーンという呼び方がかわいいと話題に。タレントの中川翔子さんやウェザーニュースの気象予報士・山岸愛梨さんもツイートしていた。
国立天文台は「名称をきっかけに興味を持ち、月を、そして夜空を眺めてみたという方もいるでしょう。そこから宇宙の面白さに目を向けてほしい」としている。
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