資金決済業者のPocket Changeは1月27日、現金を電子マネーに変換できる端末「Pocket Change」の長期メンテナンスを始めた。銀行が硬貨の取扱手数料を有料化したことで端末に硬貨を大量投入するユーザーが増え、障害が急増しているという。
メンテナンス期間は2月9日まで。ハードウェアの変更や小銭の取り扱い制限を検討している。
多くの銀行では払い込みなどの際に大量の硬貨を使う場合、枚数に応じて取扱手数料を取っている。1月17日にはゆうちょ銀行も硬貨の取扱手数料を有料化した。
Pocket Changeは、日本円や主要な外貨を電子マネーやギフトコードなどに交換するサービス。海外旅行で余らせた外貨を持つ日本人や、帰国時に余った日本円を変換したい訪日外国人などをターゲットにしている。
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