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ビデオ通話でコロナ検査し即時証明書発行 コロナ禍でのアメリカ入国ではIT活用シリコンバレーから見た風景(3/5 ページ)

» 2022年01月28日 19時17分 公開
[五島正浩ITmedia]

15分待つだけ、とても簡単

 検査担当者の指示に従って、まずは上の穴に検査液を6滴入れます。次に綿棒を鼻に入れて、左右の鼻の穴の内側をそれぞれで5回ずつ綿棒で拭います。この綿棒を下の穴から通すことで検査液に触れさせ、3回転させます。あとは、検査カードを折りたたみ両面テープで開かないように貼り付け、15分待つだけです。とても簡単です。

photo 検査カード内側の様子。検体を採取した綿棒を挿入して閉じる

 15分経つと検査結果の確認が始まります。ピンクの1本線しか出ていなければ陰性、下半分のところに2本目のピンクの線が出れば陽性です。

 検査担当者とビデオ通話で検査結果が陰性であることを確認し、ビデオ通話は完了。すぐにメールで陰性証明書のPDFファイルが送られてきます。ビデオ通話がつながってからは30分もかからずに検査が完了し、陰性証明書を入手することができました。

photo 15分待つだけで検査結果が判明。ピンクの線が1本だけなので陰性
photo 検査後に送付されてきた陰性証明書。必要な情報が記載されている

 検査機関に出向くことなく検査を実施し陰性証明書が入手できるのはフライト前の何かと忙しい時にはとても便利です。

 ただし、検査数が増えているため場合によっては検査のビデオ通話が始まるまで待つこともあるようです。またテストキットに不具合があって使えなかったり、検査の手順を間違えて結果が無効になることもあるので、予備を確保しておいた方が良いでしょう。

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