米Amazon.comは2月7日(現地時間)、14日開催の第56回スーパーボウル(Super Bowl LVI)中継番組向け90秒CMを公式YouTubeチャンネルで公開した。テーマは2018年から5年連続で「Alexa」だ。今年は人気女優のスカーレット・ヨハンソンとその夫で俳優・コメディアンのコリン・ジョストの日常が舞台。
Alexaが気を利かせすぎるシーンが続く。例えば、コリンが「Alexa、今日はゲームの日だよ」と言うと、リビングの大画面テレビでプライムビデオでのスーパーボウルの配信が自動的に始まり、ブラインドが自動的に閉まって部屋が暗くなり、キッチンではワインクーラーの電源が入ってロゼを冷やし始める。これらは実際に利用できる機能ではある。
2人が朝ベッドで目覚めてスカーレットが話しかけ、コリンがさり気なく鼻を枕に押し当てると、Alexaが「フレッシュミントのマウスウォッシュを発注しました。超強力なやつです」と言う。これはCMのタイトルの「心を読む」機能のようだが、実際にはまだできない。
テレビ(アマゾンプライム?)でスカーレットのラブシーンが流れるのを見てコリンが「かっこいい俳優とのラブシーンって最高なの? 最低なの?」と尋ね、スカーレットが「最低よ」と答えるとAlexaがフリートウッド・マックの「Little Lies」の再生を始める。
昨年のAmazonのスーパーボウルCMは、Alexaの本体が俳優のマイケル・B・ジョーダンだったら、というものだった。2018年には創業者のジェフ・ベゾス氏も出演した。
現在は会長を務めるベゾス氏は自身のTwitterで「Alexa、うちの新しいスーパーボウルCMを再生して」とツイートした。
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