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ソニーが放つ、アナーキーな完全ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds」 あなたの耳にもしっくりくる?ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/5 ページ)

» 2022年02月17日 16時20分 公開

 経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。

ヤマー ソニーからぶっ飛んだワイヤレスイヤフォン、でましたね。その名も「LinkBuds」。

photo LinkBuds

マツ 珍しく力が入った製品ですよね。型番じゃなくて、製品名。語感だけだと赤いポッチのある黒いノートPCのような。

ヤマー ThinkPadブランドのワイヤレスイヤフォンが出るとしたら「ThinkBuds」になるんですかねw

マツ 出してほしいですね。それがポインティングデバイスになる赤いやつを。

ヤマー ネーミングですが、今までソニーのイヤフォンって「WF-1000XM4」みたいな型番のみで、「AirPods」のような分かりやすさとは無縁でしたから。海外でもずっと指摘されていたんですがようやく製品名を付けてくれました。

マツ 型番だけじゃない製品だと「Xperia Ear Duo」とかはありましたが、ちょっと流れが違う製品でしたからね。

photo Xperia Ear Duo

ヤマー あれは確かオーディオ事業とは別の系統の製品だったはずです。Xperia Ear Duo、発想としてはLinkBudsの先駆けとも言えますよね。外音を取り込みながら音楽再生や音声アシスタントにアクセスできる。

マツ ですよね。面白い製品で、僕も買ったのですが。

ヤマー お、買ったんですか!

マツ でも、耳に合わなくて、ほとんど使わず……。耳にはさむので痛いんですよ。ソニーの完全ワイヤレスイヤフォンとは相性が良くなかったんですよね。「WF-1000XM3」も買ったんだけど、うまく耳にはまりきれなくて、その状態だと音質が悪かった。

ヤマー Xperia Ear Duo、アイデアは良かったんですが、外音を取り入れながら音を聞かせる技術のために音導管を採用したことで、装着方法がちょっと特殊でしたよね。しかも本体が大きい。WF-1000XM3も完全ワイヤレスの中では大きい部類でしたよね。

マツ ソニーのヘッドフォン、イヤフォンって、もともとちゃんとした製品名が付いてたので、それが復活したようでうれしいです。「NUDE」「H・AIR」「W・EAR」とかあったじゃないですかって、ヤマーが生まれる前くらいかw ネーミングだけで長々話してしまいましたが、面白ポイントはたくさんあるんですよね、これ。

ヤマー そうなんですよ。まずはズバリ見た目からですが。

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