ヤマー しかし、AHSはVOICEPEAKとCeVIOを両方売って、さらに音声合成ではVOICEROIDもやってて混乱しました(CeVIOの開発自体はテクノスピーチですが)。
マツ 最初にこのジャンルに進出したときはVOCALOIDとVOICEROIDで、その後はCeVIOI AI、Synthesizer Vの音源販売までやっている。いつの間にか歌声合成、音声合成の総合商社になってますよね。
で、このVOICEPEAKのβ版をお借りして使ってみたのです。
ヤマー さっそく!
マツ 残念ながらまだMac版がなかったので、Windows版でしたが、シンプルなユーザーインタフェースで、使いやすかったです。女性1、2、3、男性1、2、3と女の子の7人を、切り替えながら使える。個別のイントネーション設定もできるので、このアプリだけで自然なナレーションができます。
エクスポートする音声も48kHz。すごいですよね。例えば僕らの会話の中に、これを混ぜてもぜんぜん不自然にはならない。
ヤマー 真ん中に読ませたいテキストを入れて、声色は右側のコントロールパネルで、下に各文字のイントネーションを調整できるパネルがありますね。
マツ 感情パラメーターや、速さ、ピッチなども個別に変更できます。
ヤマー 幸せ、楽しみ、怒り、悲しみもそれぞれいじれると。
マツ この辺りは以前から、CeVIOは初代からあったものですが。
ヤマー そうなんですね。記事のコメントを読んでいたら、動画のナレーションVRChatの会話に使いたいって声が結構見られました。自分の声にコンプレックスがあっても、VOICEPEAKに喋らせるって選択肢が使えるのでいいですね。
ちなみに、マツさんはβ版で何を喋らせたんですかw
マツ とりあえずこの会話をしゃべらせようと。
ヤマー 自分の発言がイケボイスで再生されてしまうw 男性2でお願いします(抜けた感じの声が好みでした)
マツ 了解です。女性2にしておきますw
ヤマー それはそれでありです!!
マツ この記事を公開した直後に、AHSの尾形友秀社長から、Mac版の体験版を公開したとの連絡をいただきました(Linux版もあります)。この動画で使ったプロジェクトファイルをMac版に読み込んだところ、そのまま問題なく動作。画面構成はほとんど同じでしたが、MacのCore Audioが使え、オーディオインタフェースに合わせたサンプリングレートの変更も可能になってました。これは素晴らしいです。
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