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ちょっと初日につまづいたけど「CP+2022」が面白い荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/3 ページ)

» 2022年02月25日 17時45分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 2年連続でオンライン開催となったカメラ業界最大のイベント「CP+」。初日(2月22日)にちょっと不具合も発生したが、今は元気にメインイベントを開催中。週末に視聴する人のためにポイントをまとめてみよう。

CP+2022のトップページ

 トップページにもお詫びがあるように、実は開幕日の2月22日は「CP+2022」のWebサイトに障害が発生していた。朝イチのキーノートスピーチ(基調講演)が午前10時スタートというので「よし見るぞ」とWebブラウザを立ち上げたのにつながらなかったのだ。なんてこった。

いきなり「Forbidden」となってて驚いた

 アクセスするたびにメッセージが変わったりしたが、どうやらSSL関連のトラブルだった模様。TwitterでCP+の公式アカウントを見るとアクセス不良の案内が出ていた。

 結局、キーノートスピーチなどの公開は午後1時半からに時間変更。それでもなかなかつながらず(この辺は視聴側の環境による)、わたしがつながったのは午後4時半過ぎだった。

 トラブルがここまで長引くとは思わなかった。でもオンライン開催なら後で見たいときにアーカイブを視聴できるから、それほど慌てずに済んだ。もっともリアル開催の時はキーノートそっちのけで展示会場へ直行してたのだが。

キーノートスピーチではカメラ業界の現状を

 キーノートスピーチはCP+を主催するCIPA(カメラ映像機器工業会)の石塚茂樹代表理事会長が「動画とカメラの未来」というタイトルでカメラ業界の現状を語った。

キーノートスピーチ。午前10時からの予定が午後1時半に。でもライブ配信ではないので後からでも見られるのだった

 ざっくり書くと、ミラーレスへのシフトが進み、以前のエントリー機中心の市場からハイエンド機中心にシフトし出荷台数の減少に対して金額面は伸びていること、そして動画のハードルが下がり、動画といえばかつては思い出の記録が中心だったが、今は日常の発信が増えていることなどを語った。

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