セブン-イレブン・ジャパンとセブン・カードサービスは3月8日、iOS版セブン-イレブンアプリにて、「Apple Payのnanaco」での支払いに4月から対応すると発表した。同アプリの決済手段は、自社の「7Pay」で不正利用が発覚して以降、PayPayを導入していたが、nanacoもそこに加わる。
今回のアップデートで、アプリで会員コードやクーポンを提示したあとすぐに、アプリ画面の下中央にある「支払う」ボタンから、Apple Walletを呼び出し、そのままApple Payのnanacoで決済できる。nanacoポイントの他、アプリ上で獲得できるバッジの点数、セブン&アイグループ各店でたまるセブンマイルが同時に付与されるという。PayPayも引き続き利用可能。
これまでも、セブン-イレブンアプリでnanacoを登録することはできたが、残高の確認や会員コードとの紐付けなどが主だった。同アプリとApple Payのnanacoを併用することもできたが、一度アプリを閉じてからApple Walletを立ち上げる必要があったという。
セブン-イレブン・ジャパン広報部によると、Android版アプリへのアップデートはないものの、今回のiOS版と同等の使い勝手がすでに実現しているという。Androidは、おサイフケータイ端末向けにnanacoが提供されている。nanacoアプリから事前に設定しておくことで、アプリで会員コードやクーポンを提示後、そのままスマホを読み取りリーダーにかざすとnanacoで決済されるとしている。
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